お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
二酸化炭素泉(炭酸泉)
温泉水1kg中に、二酸化炭素が1,000mg以上含まれるものです。
温泉全体の0.6%しか存在しない、貴重な温泉なんです。
簡単にいうと、炭酸水のお風呂ですね。(⌒∇⌒)
炭酸水で洗顔したり、髪の毛を洗うっていうのがはやりましたが、入浴法としては昔からあったわけです。
泡の湯
お湯に入ると、全身に炭酸の泡が付着するため、「泡の湯」ともいわれています。
加熱すると、炭酸ガスがぬけていくので、ぬるめのお湯が多いです。
ですが、二酸化炭素が皮膚から吸収されて血液の循環をよくするため、泉温が低くても全身がポカポカと温まり、代謝もアップします。
心臓の湯
一般適応症に加えて、心臓病・動脈硬化・高血圧などに効果があります。
これは、心臓の拍動を増加させなくても血液の循環がよくなるためで、これにより「心臓の湯」ともいわれるのです。
ラムネ湯
飲んでも身体によくて、胃酸・胃液の分泌を促進し、吸収を助けます。
また胃表面の血流が増加し、食欲増進の効果があります。
ただし下痢の時は、飲用しないようにしてください。
いまでは炭酸水を健康のために飲むことは、さほど珍しいことではありませんが、同じことが昔から行われていたのですね(⌒∇⌒)
甘味をつけて、ビンに詰めて「サイダー」や「ラムネ」として売っているところもありますよ。
炭酸泉はくみ置きしないで!
炭酸泉ですので、よそから汲(く)んできたものを沸かしなおしたものはありえません。
炭酸がぬけてしまっています。
空気にふれたり、時間がたったりすると効能成分が失われますので、温泉が浴槽の下から注がれている風呂が理想です。
有名なのは、長湯温泉(大分)・肘折温泉郷の黄金温泉(山形)・有馬温泉(兵庫)