お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

最近太ったわけでもないのに、くつがどれもキツイの~
そんなことってある?

それアーチがくずれてるのかも!
足の3つのアーチ
足には3つのアーチがあって、直立二足歩行をする人間の全体重がかかる2つの足を守っています。
縦(たて)アーチが2本と横アーチが1本です。
この3つのアーチがクッションの役割をはたしています。
なんらかの原因でアーチがくずれてしまうといろんな不都合がおきますが、まず気づくのが足が広がったことによりくつが窮屈に感じます。

それだけなら~まっイイか

ダメダメ!まだまだ続きがあるんだ(-“-)
内側たてアーチがくずれると「扁平足(へんぺいそく)」になり、横アーチがくずれると「開張足(かいちょうそく)」になります。
扁平足(へんぺいそく)

扁平足(へんぺいそく)ってなったら困るの?
子どもの頃、走るのが遅いくらいにしか思ってなかったけど?
そうなんです。
子どもの頃の情報って、そんなもんでしたよね?(^▽^;)
扁平足(へんぺいそく)ってつまりは内側たてアーチがくずれて「土踏まず」がなくなった状態です。
足の衝撃を受けとめるクッションがなくなりますので、足が疲れやすくなり足や足首に痛みがでてきます。
アキレス腱が痛くなることもありますし、うまく蹴りだせずに「ペタペタ歩き」になる人もいます。
さらに進むと、いつも靴(くつ)があたるので外反母趾になったり、タコ・ウオノメができやすくなります。
内側縦アーチがつぶれると、足が内側(親指)側にたおれます。
➡小指が浮き指ぎみになり、X脚傾向になります。
➡土踏まずの側面がくつにあたるので、靴ずれをおこします。
こうなると足から身体全体がゆがんでしまい、腰や背中まで痛くなってきます。
足の長さがのびるので大きめのくつを選ぶようになり、つま先立ちがしにくくなっているはずです。
インソールでの修正の仕方
「土踏まず」がポッコリもりあがったくつを選んだり、中敷きを使用しましょう。
スニーカーなどはアウトソール(靴底)に工夫がされているものもあります。
「オーバープロネーション」に対応したくつはないか?店の人に聞いてみましょう。
オーバープロネーションとは?
足が内側(親指側)にたおれた着地の歩き方になること。
扁平足(へんぺいそく)になる原因
「親指のつけねで蹴りだす歩き方」ができていない事が原因です。

歩き方なんて意識したことなかったわ~
それがふつうです。(⌒∇⌒)
ですが扁平足(へんぺいそく)のおそれがあるのなら話はべつです。
いますぐ自分の歩き方をチェックしてみましょう。
足はまっすぐ前に出して(外またも内またもよくありません)➡かかとから着地しますが➡2歩目を出すと同時に1歩目は親指のつけねで蹴りだすことを意識しましょう。
重心はオレンジ線のように、かかとからつま先にむかって移動するのが理想です。
ですので靴底は下図のようにすり減るのがイイのです。
いつも体重がうしろ気味にかかっている人は、親指のつけねで蹴りだせていないと思います。
「浮き指」といって足指を地面につけずに歩いている状態です。
ハイヒールをしょっちゅうはいていると、指先が痛むのでこうなりがちです。
「浮き指」状態がつづくと、下肢前面(ひざ下の前面側)に力が入り、ふくらはぎに筋肉や脂肪がついて足が太く見えてしまいます。
ハイヒールをはくのは必要最小限にとどめ、足の指で地面をがっちりつかんで歩くようにしましょう。
子どもでもキチキチのくつをはくと指先が痛いので「浮き指」になり、扁平足(へんぺいそく)になることがあります。